あいさつレンジャー
下手にネーミングをひっかけず、思い切りよく「あいさつレンジャー」というのは、それはそれで好感が持てました。レンジャーを提案した上畑君曰く、「キャラクターがいた方がいいと思った。自分の案が実現してうれしい」ということで、子供たちも満足しているみたいです。早朝の正門前で、登校する児童らに「おはようございます」と元気に呼び掛ける5人組。その名も“あいさつレンジャー”―。鴻巣市立赤見台第一小学校(森陽一郎校長、児童数363人)で6月から、児童会役員の5、6年生7人が赤や黄色など5色のマスクで顔を覆い、元気に朝のあいさつ運動を引っぱっている。マントをたなびかせる“正義の味方”も、日に日に板についてきたメンバー。森校長も「特に低学年で、あいさつを返す子どもたちの表情がにこやかになった」と、以前のあいさつ運動と比べ、見違えた効果を強調している。
~中略
「やる気満々。燃える心から生まれた赤」「爽やかさかの青」「決まりを守る黄」「地球を守るエコな緑」「温かい友情のピンク」など各レンジャーの担当も考案。児童集会など早朝以外にも児童の前に登場し、決めゼリフとともに子どもたちを鼓舞するなど、活躍の場は広がっている。
手間かけた完成度高いスーツを着てオーバー気味アクションするかっこいいヒーローも良いですが、子供たちにはこういうちょっとしたヒーローも人気のようです。